# DESIGN.md — Vermicular(バーミキュラ) > Vermicular 公式サイト(https://www.vermicular.jp/)のデザイン仕様書。 > 愛知ドビー株式会社が手がける名古屋発の精密鋳造ホーロー鍋ブランド。 > 町工場の職人技術と日本の美意識を融合させた「暮らしの道具」を提案する。 > 実サイトの computed style 実測(2026-05-08 取得)に基づく。 --- ## 1. Visual Theme & Atmosphere - **デザイン方針**: **「明朝体 + ウォームトーン + 極細ウェイト」で構成された、日本の工芸品としての佇まいを持つブランドサイト**。和文見出しに Morisawa A1 明朝(MFW-A1MinchoStd-Bold)、欧文に Crimson Pro セリフ、本文に游ゴシック Medium を使い分ける二重書体システム。全体を weight 300(極細)で統一し、温かみのあるオフホワイト `#faf7f5` を背景に敷くことで、鍋の鋳物肌のような素朴な質感を表現 - **密度**: ゆったりとしたエディトリアル型。大判の製品写真と余白を贅沢に使い、テキストは最小限。料理・暮らしのシーンを主役に据える - **キーワード**: 明朝体、Warm Off-white、Charcoal Brown、Weight 300、palt、広い字間、職人、鋳物、温もり、余白、静謐 - **特徴**: - **和欧二重書体システム** — 和文見出しは A1 明朝(Morisawa Web Font)の明朝体、欧文は Crimson Pro セリフ。本文ゴシックは游ゴシック Medium。用途に応じて書体を使い分ける - **weight 300 で全体を統一** — 見出しも本文もすべて ultralight。力強さではなく繊細さで世界観を作る - **palt をグローバル適用** — body に `font-feature-settings: "palt"` を指定し、全テキストにプロポーショナル字詰めを適用 - **和文見出しの広い字間** — `letter-spacing: 0.1em〜0.2em` で文字を大きく開ける。日本の伝統的な組版に通じる品格 - **ウォームカラーパレット** — 背景 `#faf7f5`(温かいオフホワイト)、ダーク面 `#46413c`(チャコールブラウン)。純黒・純白を使わない - **CTA は pill 型** — `border-radius: 27px` の丸ボタン。クラフトブランドとしては珍しいが、柔らかさを演出 - **欧文キャプションはミュートカラー** — Crimson Pro 12.6px / `#beb9b4` で控えめに英語サブタイトルを添える --- ## 2. Color Palette & Roles > 実サイトの computed style 実測値。すべて hex 表記。 ### Brand - **Warm Off-white** (`#faf7f5`): メイン背景色。鋳物のホーロー釉薬を思わせる温かいオフホワイト。**ブランドを象徴する色**。出現回数 11(最多) - **Charcoal Brown** (`#46413c`): セクション背景・ダークモード面。鉄鋳物の素地を連想させるチャコールブラウン。出現回数 7 - **Dark Brown** (`#413c37`): フッター背景。Charcoal Brown よりわずかに深い ### Accent - **Vermicular Red** (`#c11920`): 極めて限定的に使用(出現回数 1)。ブランドロゴやハイライトの赤。鋳物の炎を想起させる ### Neutral - **Text Primary** (`#222426`): 本文テキスト。純黒ではなく、わずかに青みを含む深いチャコール - **Text Heading** (`#46413c`): 見出しテキスト。背景のダーク色と同じ値 - **Text Heading Light** (`#faf7f5`): ダークセクション上の見出し。背景のオフホワイトと同値で反転使用 - **Muted Caption** (`#beb9b4`): 欧文キャプション・補助テキスト。温かみのあるソフトグレー - **Surface Alt** (`#ecebe7`): 代替面色。カード・セパレータに使用 > **Note**: Vermicular のパレットは **「温かいオフホワイト」と「チャコールブラウン」の2色が軸**。純黒 `#000000` も純白 `#ffffff` も使わず、すべての色に茶系の温度感を持たせることで、鋳物の素材感と料理の温もりを表現する。赤はロゴに限定し、UIでは使わない。 --- ## 3. Typography Rules ### 3.1 和文フォント **明朝体(見出し用)**: - MFW-A1MinchoStd-Bold(Morisawa A1 明朝 — Morisawa Web Font) - ヒラギノ明朝 ProN / HGS明朝B / MS P明朝(OS フォールバック) - YuMincho, 游明朝(Windows フォールバック) **ゴシック体(本文用)**: - Yu Gothic Medium, 游ゴシック Medium(本文の基本書体) - YuGothic, 游ゴシック体(バリエーション指定) - ヒラギノ角ゴ Pro W3(macOS フォールバック) - メイリオ(Windows フォールバック) ### 3.2 欧文フォント - **Crimson Pro**(Google Fonts。セリフ体。見出し・欧文キャプション用) - **sans-serif**(generic family。ゴシック本文のフォールバック末尾) - **serif**(明朝見出しのフォールバック末尾) ### 3.3 font-family 指定 ```css /* 和文見出し(明朝体) */ font-family: "MFW-A1MinchoStd-Bold", "ヒラギノ明朝 ProN", "HGS明朝B", "MS P明朝", serif, "YuMincho", "游明朝", "Meiryo"; /* 欧文見出し・キャプション */ font-family: "Crimson Pro", serif; /* 本文(ゴシック体) */ font-family: "Yu Gothic Medium", "游ゴシック Medium", YuGothic, "游ゴシック体", "ヒラギノ角ゴ Pro W3", "メイリオ", sans-serif; ``` **フォールバックの考え方**: - **和文見出しは明朝体スタック** — Morisawa Web Font を最優先とし、各 OS の明朝体にフォールバック。スタック末尾に Meiryo(ゴシック)が混在しているのは Windows での最低限の表示保証 - **欧文は Crimson Pro 単独指定** — serif のみでフォールバック。本文ゴシックの欧文グリフは游ゴシック内蔵のものを使用 - **本文は游ゴシック Medium を最先頭** — Medium ウェイト指定で Windows の游ゴシック細字問題を回避。`font-weight: 300` との組み合わせで繊細な表現を実現 ### 3.4 文字サイズ・ウェイト階層 実サイトの computed style に基づく。 | Role | Font | Size | Weight | Line Height | Letter Spacing | 用途 | |------|------|------|--------|-------------|----------------|------| | Hero Display | A1 明朝 | 37.8px | 300 | 1.67 | 0.1–0.2em | ヒーローセクション大見出し | | H2 Section | A1 明朝 | 25.2px | 300 | 1.67–1.78 | 0.1–0.2em | セクションタイトル | | H2 Concept | A1 明朝 | 12.6px | 300 | — | 0.1em | コンセプトラベル(小さな分類名) | | H3 JP Copy | A1 明朝 | 37.8px | 300 | — | 0.2em | 和文キャッチコピー | | H3 EN Product | Crimson Pro | 19.8–21.6px | 300 | 1.37–1.41 | 0–0.03em | 欧文製品名 | | H3 Spec | A1 明朝 | 21.6px | 300 | — | 0.17em | ダーク面上のスペック見出し | | H1 Header | 游ゴシック | 26px | 300 | 1.67 | normal | ヘッダーの "VERMICULAR" ロゴ | | Body JP | A1 明朝 | 13.5px | 300 | 1.67 | 0.04em | 和文本文 | | Body Gothic | 游ゴシック | 13px | 300 | 1.67 | normal | ゴシック本文 | | EN Caption | Crimson Pro | 12.6px | 300 | — | — | 欧文サブタイトル(ミュートカラー) | | CTA Button | Crimson Pro | 10.8px | 300 | — | — | pill ボタンのラベル | | Filter Button | 游ゴシック | 11.7px | 400 | — | — | 製品フィルター | ### 3.5 行間・字間 - **本文の行間 (line-height)**: `1.67`(13.5px × 1.67 = 22.5px / 13px × 1.67 = 21.7px)。日本語本文としては標準〜やや詰まった範囲 - **見出しの行間**: `1.67〜1.78`。本文と近い値で統一感を持たせる - **本文の字間 (letter-spacing)**: `0.04em`(0.54px / 13.5px)。和文のプロポーショナル字詰めと合わせて読みやすさを確保 - **見出しの字間**: `0.1em〜0.2em`。和文見出しは非常に広い字間を取る。日本の伝統的な組版や書道の空間感覚に通じる - **欧文キャプションの字間**: `normal` または `0〜0.03em`。欧文は控えめな字間 **ガイドライン**: - 和文見出しの `letter-spacing: 0.2em` は Vermicular の世界観の核心。安易に詰めない - 本文の `0.04em` は `palt` との併用を前提とした値。`palt` なしで `0.04em` を使うと開きすぎる - 欧文見出し(Crimson Pro)は `0〜0.03em` で控えめに。明朝の広い字間とのコントラストを作る ### 3.6 禁則処理・改行ルール - 特別な CSS 指定は確認されていない。ブラウザのデフォルト挙動を尊重 - 和文コピーは短文で構成されるため、禁則処理が問題になる場面は少ない ### 3.7 OpenType 機能 ```css /* body に指定(グローバル適用) */ font-feature-settings: "palt"; ``` - **palt(プロポーショナル字詰め)がグローバル適用** — body 要素に指定されており、見出しから本文まですべてのテキストに効く - 見出しの広い `letter-spacing: 0.1–0.2em` と `palt` の組み合わせにより、文字間の微調整が自動で入る - 游ゴシック Medium の本文にも `palt` が効いている(note は見出し専用だったが、Vermicular は全域) ### 3.8 縦書き - 未使用 --- ## 4. Component Stylings ### Buttons #### Primary CTA(pill 型) 実例: 「ONLINE SHOP」ヘッダーボタン - 背景: `#faf7f5`(ブランドオフホワイト) - 文字色: `#222426` - 罫線: なし - font-family: "Crimson Pro", serif - font-size: 10.8px / weight 300 - border-radius: `27px`(**pill 型**) - padding: 推定 8px 24px - text-transform: uppercase #### Filter Button(テキストボタン) 実例: 製品フィルター "Shallow" / "Deep" - 背景: `transparent` - 文字色: `#222426` - font-size: 11.7px / weight 400 - border-radius: なし - 装飾: 選択時にアンダーラインまたはウェイト変更 ### Cards - 背景: `transparent` または `#faf7f5` - 罫線: なし - 影: なし(フラット) - 角丸: なし - 製品写真が主役。テキストは下部に Crimson Pro + A1 明朝で製品名・コピー ### Navigation - 背景: `transparent` → スクロール時 `#faf7f5` - 文字色: `#222426` - font-family: 游ゴシック / Crimson Pro(混在) - font-size: 13px / weight 300 - ロゴ "VERMICULAR" は 26px / weight 300 / 游ゴシック --- ## 5. Layout Principles ### Spacing Scale | Token | Value | 用途 | |-------|-------|------| | XS | 8px | テキスト間の微小余白 | | S | 16px | カード内パディング | | M | 32px | セクション内要素間 | | L | 64px | セクション間余白 | | XL | 96px | ヒーローセクション上下 | | XXL | 128px | ページ上部の大きな余白 | ### Container - Max Width: 推定 1200–1440px - Padding (horizontal): 推定 24–48px ### Grid - 製品一覧: 2–3 列グリッド - 写真と余白を贅沢に使うエディトリアルレイアウト - 左右交互に画像とテキストを配置するジグザグ構成 ### Layout 原則 - **余白が主役** — テキストと画像の間に大きな余白を取り、呼吸感を持たせる - **ダークセクションとライトセクションの交互配置** — `#faf7f5` と `#46413c` を交互に使い、ページにリズムを作る - **画像はフルブリード** — 製品写真・シーン写真は画面幅いっぱいに配置 - **テキストは中央寄せ + 短文** — 和文コピーは 1〜2 行、letter-spacing 0.2em で品格を持たせる --- ## 6. Depth & Elevation - **影**: 使用しない。**完全にフラット** - **段階表現**: `#faf7f5`(ライト面)と `#46413c`(ダーク面)の背景色切り替えで奥行きを表現 - **角丸**: CTA の pill(27px)以外はなし。カードや画像は角丸を持たない - **透過**: ヘッダーナビゲーションがスクロール時に透過 → 背景色に遷移 | Level | Expression | 用途 | |-------|-----------|------| | 0 | `#faf7f5`(ライト面) | 通常セクション | | 1 | `#ecebe7`(代替面) | カード・区切り | | 2 | `#46413c`(ダーク面) | 強調セクション・フッター | | 3 | `#413c37`(最深面) | フッター | --- ## 7. Do's and Don'ts ### Do's - **和文見出しは A1 明朝 + weight 300 + letter-spacing 0.1–0.2em** で組む。広い字間が Vermicular の品格 - **欧文は Crimson Pro** を使う。セリフ体で A1 明朝との調和を図る - **本文ゴシックは游ゴシック Medium** を font-family の先頭に指定する(Windows 細字問題回避) - **背景は `#faf7f5`**(温かいオフホワイト)を基調とする。純白 `#ffffff` は使わない - **ダークセクションは `#46413c`**(チャコールブラウン)で。純黒 `#000000` は使わない - **テキスト色は `#222426`** を使う。純黒ではなく、わずかに柔らかい深いチャコール - **`font-feature-settings: "palt"` を body に指定** し、全テキストにプロポーショナル字詰めを適用 - **CTA は pill 型(radius 27px)** で柔らかさを表現する - **写真は大判でフルブリード** に配置し、余白を十分に取る - **weight 300 を全体で統一** する。Bold や 700 は使わない ### Don'ts - **純黒 `#000000` を使わない** — テキストは `#222426`、ダーク面は `#46413c` を使う - **純白 `#ffffff` を使わない** — 背景は `#faf7f5`、代替面は `#ecebe7` - **ゴシック体で見出しを組まない** — 見出しは必ず明朝体(A1 明朝) - **weight 400 以上を見出しに使わない** — 全体を weight 300 で統一する繊細さがブランドの核心 - **和文見出しの letter-spacing を 0.1em 未満にしない** — 狭い字間は Vermicular の世界観を壊す - **角丸を多用しない** — pill CTA(27px)以外に角丸をつけない。カード・画像は角丸なし - **box-shadow を使わない** — 深度は背景色の切り替えで表現する - **欧文にサンセリフ体を使わない** — Crimson Pro(セリフ)を使い、和文明朝との調和を保つ - **彩度の高いアクセントカラーを安易に使わない** — 赤 `#c11920` はロゴ限定。UI には使わない - **palt を外さない** — body のグローバル適用が前提。palt なしだと字間バランスが崩れる --- ## 8. Responsive Behavior ### Breakpoints | Name | Width | 説明 | |------|-------|------| | Mobile | ≤ 768px | スマホ縦。1列レイアウト | | Tablet | 768–1024px | タブレット。2列に切り替え | | Desktop | > 1024px | デスクトップ。フルレイアウト | ### タッチターゲット - pill CTA のサイズは 10.8px テキスト + padding で推定 40px 程度。**モバイルでは padding を拡大し 44px 以上を確保すること** ### フォントサイズの調整 - 和文ヒーロー見出し: デスクトップ 37.8px → モバイル推定 24–28px(60–75% に縮小) - セクション見出し: デスクトップ 25.2px → モバイル推定 20–22px - 本文: 13–13.5px はモバイルでも維持(縮小しない) - 欧文キャプション: 12.6px 固定 ### レイアウトの変化 - デスクトップのジグザグ(画像 + テキスト横並び)→ モバイルで縦積みに - 製品グリッド: デスクトップ 3 列 → タブレット 2 列 → モバイル 1 列 - ダークセクションとライトセクションの交互配置はモバイルでも維持 --- ## 9. Agent Prompt Guide Vermicular らしい UI を生成するときは以下を伝えるとよい: ``` - 和文見出し font-family: "Shippori Mincho", "ヒラギノ明朝 ProN", "YuMincho", "游明朝", serif (※ A1 明朝の代替として Shippori Mincho を使用) - 欧文見出し・キャプション font-family: "Crimson Pro", serif - 本文 font-family: "Yu Gothic Medium", "游ゴシック Medium", YuGothic, "ヒラギノ角ゴ Pro W3", sans-serif - 全要素 font-weight: 300(極細で統一) - 和文見出し letter-spacing: 0.1–0.2em(広い字間が品格の源泉) - 本文 font-size: 13.5px / line-height: 1.67 / letter-spacing: 0.04em - body に font-feature-settings: "palt"(グローバル適用) - 背景色 #faf7f5(温かいオフホワイト。純白 #ffffff は使わない) - ダーク面 #46413c(チャコールブラウン。純黒 #000000 は使わない) - テキスト色 #222426(深いチャコール) - 欧文キャプション色 #beb9b4(ミュートグレー) - CTA は pill 型: border-radius: 27px / bg: #faf7f5 / font: Crimson Pro 10.8px - 影を使わない(box-shadow: none) - 角丸は CTA の pill のみ。カード・画像は角丸なし - ダークセクション(#46413c)とライトセクション(#faf7f5)を交互配置 - 写真を大判フルブリードで配置し、余白を贅沢に取る - 彩色アクセントは使わない。温もりは色温度(ウォームグレー系)で表現 ``` ### フォント代替ガイド | 実サイト | Google Fonts 代替 | 選定理由 | |----------|-------------------|----------| | MFW-A1MinchoStd-Bold(Morisawa) | Shippori Mincho | 同じく伝統的な明朝体の字形。墨だまり表現が A1 明朝に近い | | Crimson Pro | Crimson Pro | Google Fonts で直接利用可能 | | Yu Gothic Medium | — | OS システムフォント。代替不要 |